心技体


今回のエントリでは前回の続きで目標を書こうと思ったのだけど、ちょいとプライベートで礼を失して大事な人を傷つけてしまったことがあったので、反省の意を込めて自分の思うところを書きたい。


多少遠回りな始まりにはなるのだけど、ここ最近、仕事面では徐々に上昇気運を掴んでいる感覚があった。

それも周囲の環境が変わったような受け身のものではなく、自分なりに仕事のやり方を工夫した上で得たものだったので、安心感とともに充実感を覚えていた。


工夫した点は幾つかあったが、一番効果があったと思うのが、「冷めた頭」を常に保つことだ。感覚的に。


あくまで感覚的な話なのだけど、僕の経験においてうまく行ってる時はこの「冷めた」感覚がある。

それを一番強く感じるのはゲームをしている時やスポーツ(フットサルやバレーボール)をしている時なのだけど、とにかく俯瞰した視点で物事をみることができている気がする。



「じゃあ、なぜ常にやってこなかったの?」

という話になるのだけど、僕の性格上、根が楽観主義者でありお調子者なので、楽しくなったらすぐに舞い上がってしまうのが原因だと思っている。(継続性に欠けることも一因)

それ故、周りが見えなくなり冷静な頭を保てず、結果として他人に迷惑をかけてしまう時がある。

今回はまさにそのケースだった。




「それなら今後はどうするの?」

というところだが、僕の目先の目標としては、「冷めた頭」を常に持つようにしたい。性格上難しいかも知れないのだけど、だからこそ目標として強く胸に刻むのだ。


ここで一言入れておきたいのは、「冷めた頭」が、すなわち「冷たい態度」に繋がるものではないということだ。冷静な思考の中でも楽しく明るい態度でいることはできると思っている。(ここを勘違いして、高校時代の部活で冷静を保とうと急に声を出さないようにしたら、「お前はムードメーカーだ。無口なのはキャラじゃない」と顧問に諭されたことがある。。)


楽しい時は心から楽しみ、その一方でハメを外しすぎない節操をわきまえる冷静な頭を持つ。

エントリのタイトルを心技体としたのは、そうした心持ちが次第に自身の習慣として体現されるということを表しているつもりで、少し長くなったけど、それが僕が目指す方向性だと思う。


周りの人を、そして何より大切な人を傷つけず、良い関係を築き、発展させながら自分を高めていく。

それこそが、今回の件を機に自分の中で強く決意したことである。



最後に、有名なマザーテレサの言葉を引用して、このエントリの締めとしたい。


思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
                                         マザー•テレサ

今年の目標〜仕事について〜

関係が近しい人と、今年の目標を立てよう、という話になった。

話自体はもちろん年始から前々からあったのだけど、仕事の忙しさを言い訳に手をつけていなかった。

もう2月に入ってしまったのだけど、今後の自分の道標として、幾つか考えてみたい。

まず、仕事に関しては、

信頼を得ることと、

ゴールを見据えて段取り良く仕事を進めることの二つを目標にしていきたい。


ゴールを見据えて〜の方だが、

今年で3年目に入るのだけど、まだ自分の中にゴールが見えておらず、曖昧なままで仕事をしてしまうことがある。
結果としてうまく行く場合もあるのだけど、それはあくまで偶然で、狙った結果じゃない。
狙った結果が無ければ反省もできないわけで。

自分がどのようなスタート、経緯、着地点で仕事を進めたいのかについては、メモに残すなりして、考え、実行に移すことを繰り返す。
プライベートも言えることだけど、先を見据えた上で動く癖をつけたいのである。

3年目ということもあり、この2年間仕事をしてきた中で、自分の会社の枠組みについてはある程度わかってきた。
あとは、精度&スピードをブラッシュアップしていく段階へ移行していきたい。

区切りが良いので、次は仕事以外の目標を書くことにします。


【追伸】

信頼〜についても書こうと思ったのだけど、あくまで個人的な細々したことなので、機会があれば改めてまとめて書きたいと思う。

【映画】年末年始に観た作品レビュー

この度、自身の考えをまとめるため、記録を残すためにもブログを始めてみた。

遅筆・悪文だけれども、少しずつまったりと更新していきたいと思う。

初回は年末年始に見た映画のレビューを。

 

アナと雪の女王

 

昨年から話題にあがっていたレリゴーを、今更ながら鑑賞。ラプンツェルと同じような構成かと思い敬遠していたのだが、思いのほか楽しく観ることができた。

ハンス王子の陰謀を知った途端にクリストフに向かうアナの心変わりの早さにはビッチ傾向を感じざるを得ず絶句したが、純粋なお嬢様だし致し方なしかと思い納得した。構成としてはその後の“真実の愛”に関する展開などはもう少し時間をかけて(欲を言えば伏線を引いて)欲しかったが、この辺り、対象年齢が低いためにわかりやすさを優先しているのかも。

余談になるが、僕の好きなゲームのキングダムハーツに登場してくれることを楽しみにしている。プレステ4買わなきゃだ。

 

Gone Girl

 

前評判が上場ということもあり楽しみにしていた作品だったが、展開のテンポ・内容ともに心から愉しめる作品だった。

作品の構成も伏線をうまく回収する内容となっていたが、

「(恋愛・結婚生活においては)お互いがお互いの理想像を相手に投影している。その役割を演じきれなければ、その後の結婚生活は悲劇となる」というテーマは恐らく万人に、そして自分自身に重くのしかかってくるものだった。僕はまだ結婚していない身ではあるが、恋人に対して自分自身の理想を投影しすぎてはいないか、また、それが相手の重荷になっていないかということはしっかりと考えていきたい。

最後に、この映画をパートナーと見に行った人の観賞後の関係がどうなったのか気になるところ。恋人と一緒に観ることはお勧めしません。